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フランス羊毛協会(ヘンリー・アルノー会長)と「レーヌマーク」の使用契約を締結


 ベストウールクラブ(略称=BWC・米山元章会長/正会員11社・賛助会員4社)は、04年12月フランス羊毛協会(ヘンリー・アルノー会長)と「レーヌマーク」の使用契約を締結。05年秋から同協会が認定する羊毛原料を使用したフランス「レーヌマーク」ふとんのプロモーションを開始することになった。7月20日、東京・八重洲の富士屋ホテルで、両者による調印式と発表記者会見が開かれた。また、BWCは85年の発足以来、設立20周年を迎えたことから、同日同所で、記念祝賀会が盛大に挙行された。

 「ベストなウールふとんをつくる会」を標ぼうし85年1月に設立されたBWCは、今回の「レーヌマーク」の導入について、次のように経緯を説明している。
 「我々BWCの特徴はスチーム&ドライ加工を施した高品質な羊毛ふとんの生産にある。このスチーム&ドライ加工された羊毛は、未加工の羊毛に比べて、カサ高性、圧縮弾性、回復率などすべてに優位性が実証されている。これまで、“良い羊毛とは何か”の明確な基準がなかった。現在、BWCは高品質羊毛の品質基準を策定中である。良質な羊毛原料を使用し、適切なスチーム&ドライを施すことによって、高品質な羊毛ふとんができることを確信している。日本で羊毛ふとんが生産されて30年くらいたつが、敷きふとんの素材に1番使われているのがフランス羊毛である。しかし、『ウールマーク』『ステッキマーク』『ファーンマーク』のような、フランス産ウールを使用したふとんの品質保証マークがなかった。04年6月フランスを訪問した際に、フランス羊毛協会に対し、高品質なフランス羊毛を使用し、これにBWCが持つスチーム&ドライ加工を施したフランスウールふとんに品質保証マークの展開(添付)を提案し、04年12月に正式に契約を締結するに至った。このフランス産羊毛の品質保証マークに『レーヌマーク』と名付けた。現在、フランス羊毛協会の協力により、日本国内で商標登録を申請中だ。しかし、『レーヌマーク』の知名度はなく、ふとん業界に対し、強いインパクトのある告知活動の必要性から、今回フランス羊毛協会各位にも来日頂き、『レーヌマーク』発表記者会見を企画した」
 これを受けて、フランス羊毛協会では、「フランスの羊毛生産量は年間1800万キロ。そのうち、日本へは約50%の900万キロを輸出している。用途別ではふとん類が中心だが、カサ高性や弾力性がそれに適している。現状では、原料相場が低くなっているが、今後も日本市場を大事にしていきたい。今回、BWCと契約を結んだことで、友情を強め、お互いの利益につながる活動をしていきたい」と共同歩調の意思を明らかにしている。
 この後、BWC・米山会長とフランス羊毛協会・アルノー会長が調印式に臨み、互いにサインしたうえ、調印書を交換し、「レーヌマーク」ふとんの共同プロモーションに1歩を踏み出した。  
 「レーヌマーク」の使用条件と品質基準は次の通り。
     
  1. 【当該マーク対象の羊毛原料の条件】
    • ①フランス羊毛協会が発行するサティフィケート付羊毛原料を使用=フランス産バージンウール100%であること(ノイルやスライプは不可)▼フランスの工場で洗浄したウール(現状ではバスコー社1社)▼フランス羊毛協会所属のシッパーから輸出されること
    • ②日本国内の輸入業務はBWC賛助会員が行うことが基本条件。 
  2. 【当該マーク対象製品の条件】
    • ①ふとん1枚当たり1・0キロ以上の当該フランス羊毛を使用
    • ②敷きふとんの中しん材の組成は対象外(巻きわただけ対象)
    • ③ウールとほかの繊維とのブレンドは不可(分離積層タイプは、ウール使用部分が当該品質基準を満たしていれば合格)
  3. 【品質基準】
    • スタンダードタイプ=①植物性きょう雑物混入率(0・8%以下)②油脂分・残脂率(0・3%以下)③Ph(7±2)。
    • プレミアムタイプ=①植物性きょう雑物混入率(0・5%以下)②油脂分・残脂率(0・2%以下)③Ph(7±2)④清浄度(200ミリ以上)。 
  1. ※いずれもスチーム&ドライ加工が必須条件。
  2. もしくは、「スタンダードタイプ」の品質基準を満たし、次の条件を1つ以上満たすこと。
  3. ①化炭加工したもの(フランス国内で加工したものに限定)
  4. ②防縮加工したもの(フランス以外の国で加工したものも認可)
  5. ③羊種(ブリード)が特定され証明されるもの
  6. ④エコテックス規格100の対象となるもの
  7. ⑤羊毛に特殊加工(抗菌・防臭・防ダニ・遠赤外線効果・発熱効果・ウォッシャブルなど)したもの
  8. ⑥そのほか、高付加価値・高機能羊毛については、その都度、BWC執行部の承認を取ることになっている。

2005年7月記






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