2003.10.01 パンダの赤ちゃんもウールで育つ!


ウール・シープスキンの上ですこやかに眠る、生まれたばかりのパンダの赤ちゃん。成都大熊猫飼育研究基地で。写真撮影は斉藤社長と同行した株式会社新栄組常務・西村雅臣氏。

1 October 2003
左から生まれて3日、10日、22日、36日の赤ちゃんパンダ

生まれて3日のパンダ

生まれて3日

生まれて10日のパンダ

生まれて10日

生まれて22日

生まれて22日

生まれて36日

生まれて36日

ウール・シープスキンの上に寝かされた赤ちゃんは成長が早い、というケンブリッジ大学の研究はあまりにも有名だが、パンダのふるさと中国・成都では生まれたてのパンダの赤ちゃんもウール・シープスキンの上で育てられていることを、このほど成都を訪れた株式会社カメックス(ウールマーク・ライセンス番号2511JA82W、東京都北区滝野川7−20−4)の斉藤栄一社長(全日綿理事長)が発見した。

斉藤社長は北京の中国日本友好協会の招きで9月23日から27日まで訪中したが、プログラムの一環として四川省人民対外友好協会の案内で、成都で9月25日に行なわれた第4回中国西部国際博覧会オープニング・セレモニーと主催者懇談会に、経営戦略研究所・本多団長以下16名とともに出席した。26日にはパンダの飼育研究施設センターである成都大熊猫飼育研究基地にも招かれた。

ここで斉藤社長が見たのがパンダの赤ちゃんの保育器。パンダの赤ちゃんは出生とともにまずこの保育器に入れられ、所定の大きさにまで成長するとお母さんパンダに返され、母の胸に抱かれて育つ。注目されるのは6台あった保育器すべてにウール・シープスキンが敷かれていたこと。

今年成都飼育研究基地はパンダの出産ブーム。次々に生まれたパンダの赤ちゃんはすべてウール・シープスキンの上で育っている。「シープスキンで育てられた未熟児はぐんぐん成長する」とするケンブリッジ報告が中国でも実践されているのかも。